特集大パノラマ、天空の道UFOライン

大パノラマ、天空の道UFOライン

四国の尾根を駆け抜ける

四国の尾根を貫くUFOラインは、「天空の道」として知られるドライブコース。数年前、車のCMのロケ地になったことから一躍有名になった山岳道路で、空まで伸びていくような一本道を走ると、絶景の連続に息を呑む。その人気の秘密は、大自然の圧倒的な風景をドライブや登山で気軽に堪能できるところにある。


UFOラインとは?

UFOラインとは?

「UFOライン」は愛媛県と高知県にまたがる石鎚山系の尾根沿いを、くねくねと縫うように走る「町道瓶ヶ森線」の愛称である。高知県いの町の寒風山登山口から愛媛県久万高原町の土小屋(石鎚スカイライン終点)まで全長約27km、標高は1,150m~1,700m。ネーミングは雄大な峰を眺める「雄峰(ゆうほう)ライン」が由来とも、UFOの目撃情報が多いことにちなむともいわれている。

旅のヒント

旅のヒント

道路にはいの町の「町道瓶ヶ森線ゲート」を0地点として、1kmごとに0~26の番号がふられているので、移動のときはこの路面番号を役立てよう。

路面番号の場所 〉


絶景の秘密

UFOラインは石鎚山系の山頂や7合目あたりを走っている。そのため眼前には石鎚山系の名峰がそびえ、眼下には四国の山々がパノラマで目に入り、晴れた日には太平洋や瀬戸内海まで一望できるという大展望が広がっている。また、四国の森林限界は標高1,500m付近であり、それを超えると高い樹木が育たないことから、稜線部はササ原におおわれて緑のじゅうたんのように美しい。UFOライン沿いには一気に視界の開けるところがあり、ダイナミックな景色に圧倒される。そのスケール感と爽快感は格別だ。

絶景の秘密

四季のおもむき

雲海や霧氷、高山植物や紅葉など、四季折々の自然もまた訪れる人を魅了する。ゴールデンウィーク前後にはアケボノツツジやシャクナゲが赤やピンクの花をつけ、5月にはみずみずしい新緑が山をまぶしく輝かせる。7・8月はシコクフウロやヤマアジサイが顔を見せ、10月半ばになると極彩色の紅葉が高度を下げつつ山を染める。秋が深まる頃には、紅葉と霧氷のコラボレーションに出合うこともあるという。よく晴れた紅葉シーズンはひときわ車が多いので、ゆとりをもってドライブを。なお、冬の間、UFOラインは閉鎖される。

四季のおもむき

眺望抜群の
名峰に登る

UFOラインはツーリング、サイクリング、登山、ハイキングなど、さまざまなアクティビティが楽しめる。なかでも登山はUFOライン沿いの駐車場に車を停め、数十分~数時間で1,700m級の名峰に登頂できるアクセスの良さが好評だ。そのうえ多くの山が抜群の眺望を持つという、とびきりの魅力を持っている。
おすすめは東から、伊予富士、東黒森、自念子ノ頭、瓶ヶ森、伊吹山。とりわけ日本三百名山の一つ「瓶ヶ森(1,897m)」は、ヨーロッパのような独特の景観から“天上の楽園”と讃えられる優美さで、高い人気を誇っている。登山初心者はこの山からトライしてみてはいかがだろう。

登山について 〉

眺望抜群の名峰に登る

ツーリングとサイクリング

この道はツーリングやサイクリングの愛好者にも人気である。
特に夏場には、仲間たちとバイク旅をするグループによく出会う。また、自転車を寒風山登山口駐車場、土小屋、もしくは瓶ヶ森駐車場まで車で運び、そこからUFOラインをサイクリングするという人も。尾根を吹く風と一体になって走ると、車では味わえない心地良さと発見があるだろう。ソラヤマいしづちにはクロスバイクをレンタルできる施設がある。

ツーリングとサイクリング

UFOラインマップ

パソコンでご覧の方はフォトスポットアイコンをクリックいただくと写真が表示されます。
スマートフォン・タブレットの方は、地図下部に写真が表示されておりますので、そちらでご覧ください。


UFOラインマップ UFOラインマップ
  • 閉じる

    手堀りのトンネル

    手堀りのトンネル

    UFOラインには山をくり抜いたトンネルがいくつかある。路面番号5~6にあるのは洞窟のような手掘りのトンネル。秋には紅葉に包まれるトンネルも出現する。

  • 閉じる

    伊予富士(1,756m)

    伊予富士(1,756m)

    日本三百名山の一つ。西の登山口から1時間あまりで登頂でき、山頂からの大パノラマが魅力。稜線を30分ほど縦走すると隣の東黒森にたどり着く。

  • 閉じる

    東黒森(1,735m)

    東黒森(1,735m)

    登山口は東西に2つあり、西の登山口からは35分ほどで登頂できる。東の登山口は伊予富士の西の登山口と一緒で、山頂まで約40分。東黒森の西の登山道からは、寒冷期には北面に幻想的な霧氷、南面にササ原という、白と緑のコントラストが見られる時がある。

  • 閉じる

    UFOライン

    UFOライン

    UFOラインを代表する絶景は路面番号11付近に広がっている。CMの舞台にもなった人気スポットだ。東黒森の西の登山道を5分ほど登ると、この場所を高い位置から撮影できる。
    山に登ると視界が変わる。美しい稜線が姿を見せ、俯瞰すれば地形や道路をはっきりとらえることができるので、より雄大で開放感にあふれた写真が撮れる。

  • 閉じる

    自念子ノ頭(1,701m)

    自念子ノ頭(1,701m)

    じねんごのかしら。登山口(東黒森の西の登山口と一緒)から山頂まで約30分。東黒森から見るのと逆方向のUFOラインが一望できる。

  • 閉じる

    瓶ヶ森(1,897m)

    瓶ヶ森(1,897m)

    白骨樹と「氷見二千石原(ひみにせんごくはら)」と呼ばれるスロープ状のササ原が有名。眼前には堂々たる石鎚山が佇む。男山(おやま)と女山(めやま)の2つのピークがあり、女山山頂までは登山口から約1時間、名前の由来である瓶壺までは登山口から約20分。

  • 閉じる

    瓶ヶ森山容・子持権現

    瓶ヶ森山容・子持権現

    (左)瓶ヶ森の美しい山容が見える。瓶ヶ森はUFOラインに沿う山の中で、最も標高が高い。
    (右)丸くてかわいい子持権現が見える。(路面番号17~18)

  • 閉じる

    石鎚山山容

    石鎚山山容

    UFOラインのあちこちから西日本最高峰・石鎚山(1,982m)の威容を望むことができる。伊吹山山頂や路面番号17~18の間にある待避所から見る姿はおすすめの一つ。

  • 閉じる

    伊吹山(1,502m)

    伊吹山(1,502m)

    ハイキング感覚で登ることができる。登山口から山頂まで10分程度。山頂からは360度見渡せ、天気がよければ瀬戸内海や西条のまちも見える。寒冷期、霧氷は瓶ヶ森~シラサ峠の道沿いでよく見られる。

  • 閉じる

    寒風山登山口

    0寒風山登山口

    寒風山登山口はトイレ・水場・駐車場を備えた活動拠点。

  • 閉じる

    吉野川源流碑

    16吉野川源流碑

    吉野川をはじめ、仁淀川・久万川・加茂川・国領川など、石鎚山系に源流域を持つ四国の川は多い。

  • 閉じる

    瓶ヶ森駐車場

    17瓶ヶ森駐車場

    駐車場は広く、瓶ヶ森への登山者で賑わう。

  • 閉じる

    土小屋

    26土小屋

    UFOラインの終点で石鎚山や岩黒山などへの登山基地。石鎚神社遥拝殿・土産物店・宿・広い駐車場があり、シーズンは特に賑わう。

camera見どころ・フォトスポットを見つける

UFOラインはフォトジェニックスポットにあふれている。季節・天気・時間により山の表情は変わるので、感性のおもむくままにお気に入りの風景を切り取ってみよう。

  • 手堀りのトンネル

    手堀りのトンネル

    UFOラインには山をくり抜いたトンネルがいくつかある。路面番号5~6にあるのは洞窟のような手掘りのトンネル。秋には紅葉に包まれるトンネルも出現する。

  • 伊予富士(1,756m)

    伊予富士(1,756m)

    日本三百名山の一つ。西の登山口から1時間あまりで登頂でき、山頂からの大パノラマが魅力。稜線を30分ほど縦走すると隣の東黒森にたどり着く。

  • 東黒森(1,735m)

    東黒森(1,735m)

    登山口は東西に2つあり、西の登山口からは35分ほどで登頂できる。東の登山口は伊予富士の西の登山口と一緒で、山頂まで約40分。東黒森の西の登山道からは、寒冷期には北面に幻想的な霧氷、南面にササ原という、白と緑のコントラストが見られる時がある。

  • UFOライン

    UFOライン

    UFOラインを代表する絶景は路面番号11付近に広がっている。CMの舞台にもなった人気スポットだ。東黒森の西の登山道を5分ほど登ると、この場所を高い位置から撮影できる。
    山に登ると視界が変わる。美しい稜線が姿を見せ、俯瞰すれば地形や道路をはっきりとらえることができるので、より雄大で開放感にあふれた写真が撮れる。

  • 自念子ノ頭(1,701m)

    自念子ノ頭(1,701m)

    じねんごのかしら。登山口(東黒森の西の登山口と一緒)から山頂まで約30分。東黒森から見るのと逆方向のUFOラインが一望できる。

  • 瓶ヶ森(1,897m)

    瓶ヶ森(1,897m)

    白骨樹と「氷見二千石原(ひみにせんごくはら)」と呼ばれるスロープ状のササ原が有名。眼前には堂々たる石鎚山が佇む。男山(おやま)と女山(めやま)の2つのピークがあり、女山山頂までは登山口から約1時間、名前の由来である瓶壺までは登山口から約20分。

  • 瓶ヶ森山容・子持権現

    瓶ヶ森山容・子持権現

    (左)瓶ヶ森の美しい山容が見える。瓶ヶ森はUFOラインに沿う山の中で、最も標高が高い。
    (右)丸くてかわいい子持権現が見える。(路面番号17~18)

  • 石鎚山山容

    石鎚山山容

    UFOラインのあちこちから西日本最高峰・石鎚山(1,982m)の威容を望むことができる。伊吹山山頂や路面番号17~18の間にある待避所から見る姿はおすすめの一つ。

  • 伊吹山(1,502m)

    伊吹山(1,502m)

    ハイキング感覚で登ることができる。登山口から山頂まで10分程度。山頂からは360度見渡せ、天気がよければ瀬戸内海や西条のまちも見える。寒冷期、霧氷は瓶ヶ森~シラサ峠の道沿いでよく見られる。

  • 寒風山登山口

    0寒風山登山口

    寒風山登山口はトイレ・水場・駐車場を備えた活動拠点。

  • 吉野川源流碑

    16吉野川源流碑

    吉野川をはじめ、仁淀川・久万川・加茂川・国領川など、石鎚山系に源流域を持つ四国の川は多い。

  • 瓶ヶ森駐車場

    17瓶ヶ森駐車場

    駐車場は広く、瓶ヶ森への登山者で賑わう。

  • 土小屋

    26土小屋

    UFOラインの終点で石鎚山や岩黒山などへの登山基地。石鎚神社遥拝殿・土産物店・宿・広い駐車場があり、シーズンは特に賑わう。


お役立ち情報

駐車・トイレ
  • 寒風山登山口駐車場/トイレあり
  • 瓶ヶ森駐車場/登山口を少し登るとトイレあり
  • よさこい峠分岐駐車場(小さなスペース)
  • 土小屋駐車場/トイレあり
道幅・待避所

両側1車線で行き違いが難しい場所もあるが、待避所が設けられている。

冬季閉鎖・通行止め
  • 11月30日~4月上旬までの冬季、UFOラインと石鎚スカイライン(土小屋から松山方面に向かう道)は閉鎖される。天候によって閉鎖期間が前後するので要注意。
  • 石鎚スカイラインは通年夜間通行止め。通行可能時間は7:00~18:00など(季節によって異なる)。
  • よさこい峠分岐駐車場(小さなスペース)
  • UFOラインは土砂崩れや落石のためにしばしば通行止めになったり、工事等による通行時間制限があったりするので、事前に確認を。本川総合支所産業建設課 TEL:088-869-2115
    いの町本川地区観光・道路情報フェイスブック
気候

気温は平地より7~10度ほど低い。突然、想像以上の寒さになることがあるので、羽織れるものを持参すること。また、平地は晴れていても、UFOラインではガスが出て視界5mという時もあるので(特に午後)、出かける前にはライブカメラなどでチェックを。
天気情報・ライブカメラ | 石鎚山・石鎚山系公式|石鎚山系連携事業協議会 (ishizuchisankei.com)

アクセス
  • 愛媛県西条市方向から/いよ西条IC→R11→R194→寒風山トンネルを抜けて左折→寒風山登山口 《約35km、約50分》
  • 高知県高知市方向から/伊野IC→R194→寒風山トンネルの手前右折→寒風山登山口 《約68km、約1時間半》
  • 愛媛県松山市方向から/松山IC→R33→R494→県道12号→石鎚スカイライン(約30分)→土小屋 《約77km、約1時間45分》

各所からのアクセス 〉

付近のお店など

付近にガソリンスタンドやコンビニはない。ガス欠等に注意すること。ところどころに水場がある。食事のとれる場所は、土小屋、道の駅木の香、一の谷やかたなど。

スポットを探す 〉

おすすめ特集記事